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ケン・ブルーワン(ジャック・テイラー)、
リー・チャイルド(ジャック・リーチャー)、
マイクル・コナリー(ヒエロニムズ・ボッシュ)、
ジョン・コナリー(チャーリー・パーカー)、
ロバート・クレイス(エルヴィス・コール&ジョー・パイク)、
ジェフリー・ディーヴァー(リンカーン・ライム)、
コリン・デクスター(モース警部)、
ジョン・ハーヴェイ(チャーリー・レズニック)、
スティーヴン・ハンター(ボブ・リー・スワガー)、
フェイ・ケラーマン(ピーター・デッカー&リナ・ラザルス)、
ジョナサン・ケラーマン(アレックス・デラウェア)、
ジョン・T・レスクワ(ディズマス・ハーディ)、
ローラ・リップマン(テス・モナハン)、
デイヴィッド・マレル(ランボー)、
キャロル・オコンネル(マロリー)、
ロバート・B・パーカー(スペンサー)、
リドリー・ピアスン(ルー・ボールト)、
アン・ペリー(シャーロット&トーマス・ピット)、
ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルド(アロイシアス・X・L・ペンターガスト)、
イアン・ランキン(ジョン・リーバス)、
アレグザンダー・マコール・スミス(プレシャス・ラモツエ)
海外ミステリの作家さんとかっこ内はシリーズものの主人公。
作者が自シリーズのキャラについてや描き方などを語る短いエッセイ集のような感じです。
全部の作品を読んだ訳ではないので知らない作品もあったりします。
どういう風に物語が綴られたのかが垣間見えて楽しめました。
ただひとつ思わぬ落とし穴が。
フェイ・ケラーマン、好きな作家で翻訳が出ると楽しんでいます。
が。今日本で読めるいちばん新しい作品「蛇の歯」、2010年1月出版ですが本国の出版が1997年。
その後もピーター&リナのシリーズは続いていて「蛇の歯」以降2010年までに9作品出版されてるんです。
このシリーズ、ゆるやかに時は流れているので子どもたち成長してるんですよ。
初期にはいっぱい出ていた子どもたちも、成長すると1作品につきほんの数回登場する、くらい
の感じでしたが。
さらりと出版済み分の子どもたちの事にも触れられていて「…約10年ぶんの時間の開き…」と遠い目をしてしまいました。笑。
インドの最下層の路上生活者の10年、と言うのはすさまじいものが。
搾取する側もいつ沈んでしまうか分からない、濁流の上にかろうじて浮いている小船のような人生。
言葉もなく見ているしか出来ない無力さを感じます。
切れ切れにストリートチルドレンや幼い子どもの売春、というものをノンフィクションで読む事はありましたが、同じ地域の10年と言うのは過酷すぎて言葉が出ないです。
料理本はあまり買う方ではないですが(気になる料理が本1冊の中に1つ2つくらいだと買うには至らない)、この本は書店でチラチラ立ち読みし、考え込んだ末、買い求めました。
結構日々ながめていてもあれこれ使えて、美味で楽しいです。
我が家の旦那がくどい系がどんどん駄目になってきているので、このタニタの社員食堂の定食、1食500kcalの献立(糖尿病などの食餌制限のある方でもおつり60kcalが来るくらいヘルシー)は逆にちょうど良い感じなようで、鶏ささみのピカタなんかは大好評です。
副菜もとても参考になります。
色々な野菜を少しの塩で蒸して…を基本に色々な料理に展開する感じ。
最近、くどいものがどんどん駄目になっていく(笑)我が家の夫に、「あ、これは今の好みかも…」とあれこれ作ってみた所、かなり好評でした。
大根とにんじんとえのきの蒸し煮、これ、味噌汁の具にとても便利ですわ。
あ、写真は玉ねぎとにんじんとしいたけの蒸し煮です。
料理本としてとてとても丁寧に作り方(野菜の切り方)から解説してあって、食べて美味しい、その部分は当たりでした。
ただ、中にトーク(講演会のような感じなのかな)の模様が載っていまして、それがちょっとつらかった。
しゃべりで聞いている分には笑って流せるんだろうな…とは思いますが、活字になっちゃうと結構イヤな後味になる感じ。
☆一個減はそのせいです。
降ってくる死体、ゴキブリのシャワー、何千万匹のウジ虫のたてる音、豚の突撃、窒息自慰に失敗した男の遺したビデオ、手づかみのうんこ、精液でパリパリのパンティー。悲惨なのは「腐乱死体」だけじゃない。立入禁止テープの向こう側で起きている本当のこと。
女性CSI(Crime Scene Investigator 犯罪現場捜査官。日本で言う鑑識)が遭遇したトンデモ事件現場!
点滅するライトの向こうの本物の犯罪現場へようこそ――
民間採用のCSI(Crime Scene Investigator 犯罪現場捜査官)として10年を鑑識課で過ごしたデイナ・コールマンが、TVドラマだけでは決してわからない現実の事件現場とCSIの日常生活を赤裸々に語る。些細な窃盗から想像を絶する悪意の自殺、人騒がせな奇人から悲惨そのものの腐乱死体まで、華々しい武勇伝とは無縁、しかしプロ意識と頑丈な胃袋に支えられて過ごした鑑識での日々。鑑識のエキスパートとして第一線で仕事をするとはどういうことか――これまで語られることのなかった現実の物語が今明かされる。
――義憤と感傷をブラックユーモアで押し隠し、CSIたちは今日も現場を走っているのだ。
米TVドラマ絡みで表紙のイラストのロゴ部分(CSI)にまず目が行った本です。
ネタ的にはとても面白いのですが、読み進むスピードはいまひとつ…でした。
これは多分、気持ち悪さのせいです。
あとブラックジョーク的なものを即理解出来ないせいか文章がちょっと冗漫に感じられたり。
『そんな質問、するまでもない。答えは「ノー」だ。ノーと言ったらノー。ノー、岩の表面についた指紋は採取できない。ノー、私は絶対に『CSI 科学捜査班』を見ない。ノー、CSIは容疑者を尋問したりしない。(本文より)』
こういう文章を読むと思わずニヤリとしてしまいますがw
現代の日本もその道を走りつつありますが、『1950年代以降、アメリカ社会が急速な工業化を進めて世界一豊かな国を標榜する頃になると、「便利さ」が「味」を凌駕する傾向は頂点に達する(本文から)』となり、「手間のかからない」インスタントものやTVディナーなどの冷凍食品が当たり前になって今では手作りのものの作り方も実はよく知らない…みたいな感じになっているのかしらん…と興味深く読みました。
後は栄養素さえ押さえておけばサプリにエナジーバーでもOK、みたいな考え方とか。
ポテトチップス、チューインガム、アイスクリームコーン、コーラ、プロセスチーズ、スライスチーズ、タバスコ、コンデンスミルク…などアメリカが発祥の地で今ではそれがない生活は考えにくいくらい一般化しているものもいっぱいありますね。
昔あるロックバンドのアルバムジャケットにスパゲティの写真が使われたものがありました。
その写真のスパゲティが「どう見てものびてグダグダな麺に見える(非常にまずそう…)」と思ったのですが、それがごくフツーのレストランなどでもデフォなのか…(笑)。
ちなみにこんなジャケットです。↓
「あかんべえ」の白と黒の料理
料理屋の料理
居酒屋・飯屋の料理
江戸庶民の料理
「初ものがたり」の白魚蒲鉾、「日暮し」の名月椀や生麩の煮物と揚げ物…読みながら「旨そうだなぁ…食べてみたいなぁ…」などと思いつつ読む宮部さんの時代小説なのですが小説の中に描かれている料理。
その料理を、大塚「なべ家」のご主人で「庶民生活資料集成」「豆腐百選」「料理いろは包丁」などを書かれた福田浩さんが実際に料理…の写真集です。
レシピとは言え実際の作り方や分量は書いてありません(笑)。
実際の料理を作者である宮部さんは食べたんですね、うらやましい…。
写真を見ながら「味や食感はどんななんだろう」と別の煩悩が炸裂するんですが、まずは形だけでも見られる楽しさ…です。
ちなみに「なべ家」さんはHPがあります。 なべ家さんのHPでリンクがあった「江戸料理百選」も楽しいそうだなぁ。
それ以来25年にわたって世界各地で、フル・マラソンや、100キロ・マラソンや、トライアスロン・レースを休むことなく走り続けてきた。
旅行バッグの中にはいつもランニング・シューズがあった。
走ることは彼自身の生き方をどのように変え、彼の書く小説をはどのように変えてきたのだろう?
日々路上に流された汗は、何をもたらしてくれたのか?
村上春樹さんはマラソンやトライアスロンをやっている…と言うのはエッセイなどで読んで知っている人は多いと思います。
「走る」ことを中心としたものは、『走れ 歩くな』というのが時おりNet上の村上サイト(時々期間限定で作られていました)などで時々話題に出したが、これはタイトルが変更になったと言う事ですかね。
すいません、詳しい事は分からないです。
第1章 誰にミック・ジャガーを笑うことができるだろう?(2005年 8月5日 ハワイ州カウアイ島)
第2章 人はどのようにして走る小説家になるのか (2005年8月14日 ハワイ州カウアイ島)
第3章 真夏のアテネで最初の42キロを走る (2005年9月1日 ハワイ州カウアイ島)
第4章 僕は小説を書く方法の多くのことを道路を毎朝は知ることから学んできた (2005年9月19日 東京)
第5章 もしそのころの僕が長いポニーテールを持っていたとしても (2005年10月3日 マサチューセッツ州ケンブリッジ)
第6章 もう誰もテーブルを叩かず、誰もコップを投げなかった (1996年6月23日 北海道サロマ湖)
第7章 ニューヨークの秋 (2005年10月30日 マサチューセッツ州ケンブリッジ)
第8章 死ぬまで18歳 (2006年8月26日 神奈川県の海岸のある町で)
第9章 少なくとも最後まで歩かなかった (2006年10月1日 新潟県村上町)
2005年から2006年にかけて書かれた文章が多いです。
走る事のみでなく、本業の小説との関わり方にも触れています。
走る事を文章にする…と言うのは結構難しいのではないかと思うのですが、さすがに村上さん、素敵な文章をお書きになります。
「捻らない、タメない、うねらない」
これまでの常識を覆すその身体技法は、まさに革命である。
武術家・甲野善紀が、武術、スポーツのみならず、音楽演奏や介護にまで変革をもたらしたのは何故か?
古武術の探求をはじめとする甲野の現在とは?
「ナンバ」に代表される日本人古来の身体の使い方など、西洋的身体観では説明できないsの術理は、もはや我々の思考方法にまで転換を迫る。
本屋さんでまったく何も知らずに手に取った本です。
術の詳しい写真なども載っていて結構面白そうだな…くらいの感覚で買い求めました。
かなり面白いです。
当然誰でもすぐ出来る、というものではないでしょうが、「こんな事を出来る人がいる」と言う事が何より新鮮でした。
新潮文庫のこの本だけでもかなり面白いですが、映画(「甲野善紀身体操作術」)やDVDつきムック、またはYou Tubeなどの動画など見てみると「おぉ、すごい!」度が増します。
思わず映画をレンタルDVDでレンタルし、ムック本(「甲野善紀 古武術の技を生かす」/MCプレス)も買っちゃったりw
書店によって品揃えが違うのって結構あるんだよね…くらいの知識しかありませんが。
書店員さんの本に対する愛が何より楽しいです。
実はこの著者の田口久美子さんが現在お仕事をされているジュンク堂、関東に進出してきた時には私は関東を離れてしまっていたので実際のジュンク堂には行った事がありません。
ジュンク堂はWeb書店もあるのですが、Web上の画像、書棚の並び具合には本に対する愛が感じられて(…と思いませんか?w)「あぁ…これは行ってみたくなるなぁ…」とマジで思ってしまいました。
本好きにさんは「読んで損はない!」とお勧めしたくなる感じですw