大学進学で高知にやって来た篤志はよさこい祭りに誘われている。
初恋の人を探すという淡い望みを抱いて参加するも、個性的なチームも面々や踊りの練習、衣装も楽曲も自分達で作るやり方に戸惑うばかり。
だが次第に熱中するうち、本番が近づく。
憧れの彼女は果たしてどこに…?
中学の時に参加したよさこい祭り。
練習中、あれこれ地元民ではない篤志に声をかけてくれた「いずみ」と友人に呼ばれていた篤志より少し年上の彼女。
本番2日目、ファイナルの時に待っていた彼女は現れなかった…。
それ以来、よさこいからも四国の祖父母の家への夏休みの長期の泊りも何となくしなくなってしまった篤志。
そんな篤志が高知大に受かり、祖父母の家に下宿し、四国生活を始めます。
篤志の従弟・多郎は、渋る篤志に自分の参加するチームに篤志を誘います。
篤志の心のすみっこにずっと残っている年上の彼女への思いに対し、本人は初めは逃げ腰っぽかったり、叶わなくても別に…的な反応をしたりします。
本当はずっとずっと気になっていたし、彼女のことをちゃんと知りたいと思っていた、その気持ちときちんと向き合うまでの篤志の心の動きがおばちゃん根性まる出しで素直に「ええのぅ〜」でした。笑。
私は北海道民なので飛び火したよさこい(よさこいソーラン)は見た事がある訳ですが、本家本元のよさこい祭りは知らないんですよね。
本家の暑い熱いよさこいも見たくなりました。