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評価:
金城 一紀
角川書店
¥ 1,155
(2005-07-01)
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ゾンビーズ・シリーズの3作目。
今回はゾンビーズたちの憧れの女子高、聖和女学院の1年生の女の子、岡本佳奈子が主人公。
前作「フライ・ダディ・フライ」では中年のお父さんが頑張りましたが、今回は女子高校生。
やはり10代の女の子だと初々しい感じがありますねw
ゾンビーズの面々、助けますが、手放しに助けず、「俺がどうしたいかじゃなくて、おまえがどうしたいかだ。自分から逃げようとするなよ」このスタンスが気持ち良いですねー。
また佳奈子がちゃんと自分のスタンスで自分に出来ることを模索する姿が可愛いし、格好良いんですよ。
ラストの啖呵も決まってる〜。
10代の瑞々しい感覚がなかなかまぶしいっすー。