金環蝕的日々

本のこと、日々のこと

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「ア・ソング・フォー・ユー」(柴田よしき) (2008.01.23)
評価:
柴田よしき
実業之日本社
¥ 1,785
(2007-09-19)
子供たちはみんな幸せであるべきだ。
子供たちを幸せにすることができないのなら、俺たち大人なんて、生きてる価値なんかない。

呪いの藁人形、捨てられた赤ん坊、骨折した靴磨き、逃げたインコ、殴られたゲーセン景品売り、消えた骨壷。
絡み合う謎を解きほぐすその探偵は、絶望の淵にいる子を決して見捨てない。


「ブルーライトヨコハマ」「アカシアの雨」「プレイバックPART3」「骨まで愛して」。
懐かしい歌謡曲の響きになぞらえた4つの物語。
弱く哀しい人間への優しい眼差しが注がれた連作ミステリー無認可保育園の園長兼私立探偵・花咲慎一郎シリーズの4作目。
底辺で生きざるを得ない子どもたちに対するハナちゃんの優しい眼差しや、子どもたちの幸せのために走り回るハナちゃんがやはり好きです。

時々重く、でも暖かい…なハナちゃんシリーズ、はまると結構くせになりますよね。
| 柴田よしき | 11:13 | comments(3) | -
「シーセッド・ヒーセッド」 柴田よしき (2007.02.22)
たとえ一度でもこの腕に抱いた赤ん坊のためなら、どうしたって熱くなる。
どんなにだって強くなる。


新宿2丁目の無認可保育園にこにこ園の園長先生で私立探偵の花ちゃんシリーズの3作目。
「ゴールデンフィッシュ・スランバー」
「イエロー・サブウェイ」
「ヒー・ラブズ・ユー」
の3編からなる連作短編集。

花ちゃんシリーズは無認可保育園の園長先生の視線が好きです。
守る者としての視線が探偵物語をハードボイルドではないものにしている感じで、そのハードボイルドではない部分が良い感じ。

今回はイースト興産の社長で指定暴力団幹部の山内練に子どもが…?
この花ちゃんシリーズの山内、結構柔らかで緑子のシリーズの山内と違う感じですよね。
結構優しい部分があるので冷酷になれる…って所があまり感じられない…と言うか。
このシリーズの中でだけ見ると、花ちゃんの山内評がイマイチぴんと来ない部分ある気がしないでも…。

でも、このシリーズ、1冊目が「フォー・ディア・ライフ」、2冊目が「フォー・ユア・プレジャー」、3冊目が「シーセッド・ヒーセッド」…順番が分からなくなりますw
評価:
柴田 よしき
実業之日本社
¥ 1,785
(2005-04-17)

| 柴田よしき | 23:36 | comments(0) | trackbacks(0)