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この数日、「クローザー」のポープ副本部長(J・K・シモンズ)→「サイダーハウス・ルール」映画版(キャンディの父レイ役)→アーヴィングの原作再読、とループしていました。笑。
ポープ副本部長、この人です。笑。え〜と、昔からどうもおっさん系に弱いんですよ、私。
ポープ役のJ・K・シモンズがサイダーハウスルールでキャンディの父レイを…ん〜、何となく覚えてるような、でも曖昧…で、何度目かのレンタルを。
あぁ、確かにJ・K・シモンズだぁ。
あまり印象変わってないなぁ、と思いつつ映画を見終わり、こうして画像を切り出して見ると、はやり若いよ、J・K・シモンズ。
ちなみに「サイダーハウス・ルール」は1999年公開。
「サイダーハウス・ルール」、映画版と原作は結構流れが違います。
原作は15年以上の年月が作中で流れるので、孤児院でホーマーがキャンディとウォリーのカップルが出会い…の部分と、最後にラーチ医師が亡くなり孤児院にホーマーが帰って来て、の間にある色々な出来事は映画版ではかなりバッサリカットされています。
味わい的には原作の畳みかけかる感じが好きですが、映画の映像の美しさ、ニューイングランドの肌寒い風景、孤児院の子どもたち、キャンディの美しさ、味わいのある脇役、すごく良いです。
映画版はメイキングがまた素敵で。
何度かセル版買おうかなぁ。。。となっていたのですが今キャンペーンで3作で3,000円。。。ええ、ポチッとな、しましたよ。笑。
ちなみに一緒に購入したのは少し古め、原作が気に入っていて映画化作品的にも気に入った、と言う
くくり、かな。
「ザ・シューター(極大射程)」と「ボーン・アイデンティティ」でございます。
ケン・ブルーワン(ジャック・テイラー)、
リー・チャイルド(ジャック・リーチャー)、
マイクル・コナリー(ヒエロニムズ・ボッシュ)、
ジョン・コナリー(チャーリー・パーカー)、
ロバート・クレイス(エルヴィス・コール&ジョー・パイク)、
ジェフリー・ディーヴァー(リンカーン・ライム)、
コリン・デクスター(モース警部)、
ジョン・ハーヴェイ(チャーリー・レズニック)、
スティーヴン・ハンター(ボブ・リー・スワガー)、
フェイ・ケラーマン(ピーター・デッカー&リナ・ラザルス)、
ジョナサン・ケラーマン(アレックス・デラウェア)、
ジョン・T・レスクワ(ディズマス・ハーディ)、
ローラ・リップマン(テス・モナハン)、
デイヴィッド・マレル(ランボー)、
キャロル・オコンネル(マロリー)、
ロバート・B・パーカー(スペンサー)、
リドリー・ピアスン(ルー・ボールト)、
アン・ペリー(シャーロット&トーマス・ピット)、
ダグラス・プレストン&リンカーン・チャイルド(アロイシアス・X・L・ペンターガスト)、
イアン・ランキン(ジョン・リーバス)、
アレグザンダー・マコール・スミス(プレシャス・ラモツエ)
海外ミステリの作家さんとかっこ内はシリーズものの主人公。
作者が自シリーズのキャラについてや描き方などを語る短いエッセイ集のような感じです。
全部の作品を読んだ訳ではないので知らない作品もあったりします。
どういう風に物語が綴られたのかが垣間見えて楽しめました。
ただひとつ思わぬ落とし穴が。
フェイ・ケラーマン、好きな作家で翻訳が出ると楽しんでいます。
が。今日本で読めるいちばん新しい作品「蛇の歯」、2010年1月出版ですが本国の出版が1997年。
その後もピーター&リナのシリーズは続いていて「蛇の歯」以降2010年までに9作品出版されてるんです。
このシリーズ、ゆるやかに時は流れているので子どもたち成長してるんですよ。
初期にはいっぱい出ていた子どもたちも、成長すると1作品につきほんの数回登場する、くらい
の感じでしたが。
さらりと出版済み分の子どもたちの事にも触れられていて「…約10年ぶんの時間の開き…」と遠い目をしてしまいました。笑。
今日はドカドカ降っています。
一瞬晴れ間も見えたりしますが。
ものの数十分、いや数分で
トータルするとだいたい例年通り、と言う事が多いです。
昼すぎと夕方の2回の雪かきでござんした。
2010年の読書は再読も含めて125冊でした。
何のかんのでアプリのゲームやったりしている時間が長かったからなぁ。。。苦笑。
(確か2009年は200冊超えていたはずです。笑。)
ベスト10は全部が今年の新刊ではないです。自分が読んだ未読本の中のベスト、です。
2010年の私的ベストテンです。順不同。
■「ニューヨークの魔法使い」シャンナ・スウェンドソン(創元推理文庫)
(株)魔法製作所シリーズで5冊、一応キリの良いところで終わっています。
■「RDG レッドデータガール」 荻原規子(角川書店)
出だしはとてももどかしいんですが、日本が舞台なのが良い味出してます。こちらもシリーズもので現在3作目まで。
■「蛇の歯」 フェイ・ケラーマン(創元推理文庫)
リナ&デッカーシリーズ。気に入っているシリーズはどうしてもベストに入れちゃいますね。笑。
■「つばき、時跳び」 梶尾真治(平凡社)
瑞々しい感じがとてもキレイです。
■「救急精神病棟」 野村進(講談社文庫)
ノンフィクション系。精神病棟の救急、と言う特殊なERの必要性を感じます。
■「天地明察」 冲方丁(角川書店)
第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞し,第143回直木賞の候補、とかなり気になりつつ図書館本の予約待ちをしていました。今シーズンいちおし、です。
■「神去なあなあ日常」 三浦しをん(徳間書店)
「仏果を得ず」とこの「神去なあなあ日常」迷いましたが(どちらも好きです)おやじーずの化け物具合でこちらに。笑。
■「銀二貫」 高田郁(幻冬舎時代小説文庫)
大坂の寒天問屋を舞台に、商人の気概をしみじみ味わえて妙。
■「あんじゅう―三島屋変調百物語事続」宮部みゆき(中央公論新社)
「おそろし」から始まった三島屋での百物語の続きになります。2作目は少し笑える調子も入りゆっくりと楽しめた感じ。奇数が怖い感じ、偶数が少しゆるやかな感じ、と書き分けて続くようです。
■「レンタル・チャイルド」石井光太 (新潮社)
ノンフィクション系。インドの最下層の物乞いたちの10年の点描。